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新技術一覧

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8件

登録年月日 一覧区分 新技術名 工種 開発事業者名 概要  
2024/12/20 新技術 ECOフォームド 材料及び製品 株式会社 NIPPO
 通常のフォームドアスファルト技術が加熱アスファルトに水を添加してアスファルトを発泡させるのに対し、ECOフォームド は水に発泡補助剤を加えてアスファルトを発泡させることで、発泡性能と発泡の持続性を向上させた中温化(低炭素)アスファルト混合物です。ストレートアスファルトおよび改質Ⅱ型アスファルトへの適用が可能で、新規混合物および再生混合物にも使用でき資源のリサイクルにも寄与します。  アスファルト混合物の製造出荷温度は、①製造温度を最大30℃程度下げて製造出荷する場合と②通常の温度で製造出荷する場合の2タイプがあり、その特徴は、前者がア)地球環境への影響抑制、イ)工事に伴う渋滞緩和、ウ)品質確保、エ) 作業環境の改善、後者が、オ)品質の確保と施工性の向上を有している。
2024/08/05 新技術 歩車道境界ブロック一体型多機能側溝 材料及び製品 株式会社ニッコン
 道路利用者の安全で快適な利用を目的として、集水機能と防草機能を兼ね備えた歩車道境界ブロック一体型多 機能側溝を開発した。  道路側溝と歩車道境界ブロックを一体構造にすることにより並列で施工する場合より、省スペースでの設置が可能 であるとともに縁石一体型の蓋であるため、施工性が向上する。  歩車道境界ブロックが一体となった蓋には、歩道側、車道側に防草機能を有しているため、利用者の安全性確保 や除草作業の維持管理費の軽減につながる。  歩道側、車道側の両方に集水用のスリットを設置(片側4箇所)しているため、排水機能に優れている。また、スリッ ト構造は目詰まりによる機能低下しにくい構造として、下方へ向かって広くなるテーパー構造を採用した。
2023/03/30 新技術 CRシステム(クラック記録システム) 工法 株式会社エスジーズ
 当システムは、コンクリート構造物の表面を電動首振り雲台により自動撮影した画像から、ひびわれ・漏水・断面欠損等視覚的に確認可能な損傷を記録するシステムである。  複数撮影された画像は、歪をあおり補正した画像に変換したうえで特徴点抽出により画像合成を行う。画像上でひびわれ等をマニュアルトレースすることにより、各損傷を記録する。記録した損傷はエクセルの数量表、DWG形式のCADデータとして出力可能である。
2022/03/31 新技術 刈草を原料とした堆肥を使用した環境循環型緑化工法(完熟たい肥植生基盤材吹付工) 工法 株式会社エコ・ファーム鳥取
 当工法は、地元公共工事などから発生した刈草を植生基盤材として活用できるように調整(完熟たい肥化)した環境循環に適したものである。更に刈草の処分方法のひとつである焼却に比べCo2排出量削減へも大幅に貢献可能となり、建設業界でも大きなテーマであるSDGs・脱炭素などの推進へ寄与出来る工法である。  当工法は、建設現場で問題となっている廃棄物の循環利用とそのグリーン用途での利用促進を図り、建設業者や一般家庭から出る刈草のCO₂排出量の減少を図りながら環境循環を行うことによって、環境課題解決に向けた取り組みを行いたいと考えている。
2022/02/01 新技術 とっとりエコダー緑化工法(竹繊維植生基材吹付工)   工法 有限会社 岡田建設
法面緑化技術に関し、ラス張工、接合剤を使用せずに、増え続ける鳥取県内から発生する竹を使用した『綿状生竹短繊維』を用いた緑化基盤により、降雨、凍結、干ばつに対する耐久性能を高め自然環境の変化に順応することで緑化基盤が維持され、永続的に緑化が維持されます。 また、鳥取県内の竹のリサイクルをすることにより、県内の環境保全に貢献します。      
2021/07/29 新技術 バックホウのアーム動作を活用 したウインチ『アームウインチ』 材料及び製品 有限会社ウエスト興業八頭
伐木した樹木等のバックホウ搭載ウインチによる地引作業において、バックホウアームに魚釣りのような動きを加え ることで、効率良く対象物を引き寄せることが出来る技術。従来の油圧ウインチに代わり安価な電気式ウインチでの 作業が可能になるため経済的である。 ①何について何をする技術なのか? ・伐木した樹木や重量資材などを地引作業する技術。 ②従来はどのような技術で対応していたのか? ・油圧ウインチの巻取り力を利用した地引作業で対応。 ・クレーン等で伐木した樹木を集材可能な場所まで吊上げることで対応。 ③公共工事のどこに適用できるのか? ・伐木の集木・除根の撤去に関する地引作業。 ・災害で倒木した樹木などを回収する災害復旧工事。 ④その他 ・バックホウ装着ウインチの本体重量:リール部28kg、クランプ部13kg。
2021/07/29 新技術 TAKeco 材料及び製品 北溟産業有限会社
・TAKecoは、造園・緑化材であり、竹(主に間伐された孟宗竹)を棘なく破砕し、それを発酵させた綿状の土壌改良剤兼、マルチング資材である。                                                          ・綿状に破砕された竹は、竹自体が持つ乳酸菌により発酵するが、破砕後に乳酸菌により分解、液化した生ごみ液肥1を添1加することにより、製品化の速度を速めると同時に微量の肥料分を保持する。 ・作物の茎の周りに被覆することにより、 雑草抑制と水分保持を両立する。被覆後すぐに水を撒くことにより、竹の繊維が1絡み合い、 表面が乾いても埃とならず、用土の流出を防ぐ。 ・マルチングとして使用後は、土にすき込むことにより土壌の保水性、保肥力を高め、柔軟な土壌に改良する。 ・県内での竹林整備に伴う間伐竹を原料として使用。                                    
2021/03/30 新技術 歩車道境界SEブロック(エプロン一体型)防草タイプ 材料及び製品 日本ハイコン株式会社
雑草は、コンクリートとアスファルト舗装の空隙部に飛来した植物の種子が入り込み、根を張る事で繁茂します。 雑草が繁茂することにより、次ような支障(問題点)が発生します。  ①通行車両から歩道、路肩の視認性を妨げる。  ②道路利用者の安全な通行の妨げとなる。  ③舗装のクラック等の要因となる。  ④雨水の排水機能を妨げる。  ⑤景観性を損ねる。  ⑥道路の維持管理費を増加させる。  雑草の繁茂を抑止する新技術として、防根材を配合したブチルゴム(ボーソーシール@)とエプロン一体型の歩車道境界ブロック(SEブロック)を組合わせた防草仕様の歩車道境界SEブロック(エプロン一体型)を開発した。 これまでは構造物の舗装側側面にブチルゴムを貼り付けて対応していたが、ブチルゴムが構造物より飛び出す形となり、製品際の転圧不足が懸念されることから、歩車道境界ブロックにブチルゴムを装着するスペース(切欠き)を設けることで舗装側側面をフラットにして製品際まで十分な転圧が出来るように改良を行った。  【ブチルゴム(ボーソーシール@)を装着することによる利点】  ・空隙の発生は、振動や材質の伸縮量の違いが原因であり、それに対してブチルゴムが追従し、空隙を防止する。  ・ブチルゴムには、防草剤が配合されており、雑草の繁茂を抑止する効果がある。また、防草剤は、地中や水中に 拡散しないため、近隣の環境に影響を与えないとともに、長期間(10年以上効果確認)にわたって効果が持続する。